「令和8年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)」ななめ読み
令和8年度診療報酬改定
2025/11/20
令和8年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)が発表されました。
〜持続可能な医療提供体制の構築に向けた4つの柱〜
厚生労働省は、令和7年11月20日、第204回社会保障審議会医療保険部会において、「令和8年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)」を発表しました。
改定の基本的視点と具体的方向性(歯科に関わる箇所抜粋)
1. 物価・賃金、人手不足等への対応
現下の物価高騰・賃金上昇への対応と、人材確保が急務とされています。
- ✔ 物件費高騰を踏まえた対応(人件費、医療材料費、光熱水費等)
- ✔ 医療従事者の処遇改善
- ✔ 業務効率化に資するICT、AI、IoT等の利活用の推進
2. 機能分化・連携と地域医療の確保
2040年頃を見据え、医療機関の機能分化・連携、地域完結型医療の構築が重要です。
- ✔ 「治し、支える医療」の実現と地域支援
- ✔ かかりつけ医機能、かかりつけ歯科医機能、かかりつけ薬剤師機能の評価
- ✔ 質の高い在宅医療・訪問看護の確保
3. 安心・安全で質の高い医療の推進
イノベーション、DX、アウトカム評価を推進し、質の高い医療の実現を目指します。
- ✔ 患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価
- ✔ 医療DX(電子処方箋、オンライン診療等)やICT連携の活用
- ✔ 口腔疾患の重症化予防等の生活の質に配慮した歯科医療の推進、口腔機能発達不全症及び口腔機能低下症への対応の充実、歯科治療のデジタル化の推進
4. 効率化・適正化を通じた制度の安定性向上
医療資源を効率的・重点的に配分し、制度の安定性・持続可能性を高めます。
- ✔ 後発医薬品・バイオ後続品の使用促進
- ✔ OTC類似薬を含む薬剤自己負担の在り方の見直し
- ✔ 市場実勢価格を踏まえた適正な評価
今後のスケジュール(予定)
基本方針は、今後、医療保険部会や医療部会での議論を経て決定される見込みです。
関連資料
「令和8年度診療報酬改定の基本方針(骨子案の概要および骨子案)」は下記ボタンより閲覧が可能です。(厚生労働省社会保障審議会医療保険部会のページに遷移します。)
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