【第4回】理学療法士が教えるチェアサイドで行う診察・検査と治療への活かし方

配信者 島田淳・古泉貴章・遠藤優

歯科>学術・スキルアップ>顎関節症

プログラム

理学療法士が教えるチェアサイドで行う診察・検査と治療への活かし方


【講義概要 】

現在、顎関節症の病態診断には、世界標準であるDC/TMD(診断基準)を用いる事が推奨されていますが、これは情報量が多く、検査結果が実際の治療に直結しにくいという課題があります。本講演では、動作分析の専門家である理学療法士の視点を導入し、局所の痛みだけでなく「全身の姿勢」や「運動連鎖」から顎口腔機能の問題を紐解き、確実な治療へと繋げるための視点での診察・検査法を解説します。

現在世界標準である顎関節症診断基準(DC/TMD)の課題

●検査結果が治療に活きにくい: 質問票や診察用紙を用いた現在の評価法は、項目が多岐にわたる一方で、得られたデータを具体的な治療計画に落とし込むのが困難です。
●「痛みの部位」を探すだけの触診: 従来の咀顎筋の触診は、診断分類のために「どこに痛みがあるか」を確認するにとどまり、痛みの根本原因となる全体像の把握には至っていません。

全身から診る「新しい顎関節症アプローチ」

●姿勢と顎関節の連動(運動連鎖と代償動作): 顎関節の動きは全身の姿勢によって大きく変化します。特に頭頸部(頭・首)は、顎関節の運動には必要不可欠です。姿勢不良で代表的な頭部前方位姿勢は、多くの先行研究でも顎関節に異常を起こす因子のため評価する必要があります。
●痛みの原因から治療を導く: 筋肉、関節の痛みは、その部位に多彩なリスク因子が重積し、個人の耐性(許容範囲)を超えた時に発症することがとても多いです。なぜそこに痛みが出ているのか?「対処療法から原因療法へ」、身体全体の機能的な問題も読み解き、痛みの原因に対応した治療を行う必要があります。

理学療法士×歯科医師による実践的診察・検査法

今回のセミナーでは、顎関節症をはじめとする口腔機能管理における診察・検査法を、理学療法士と歯科医師の視点から解説いたします。

 

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参考図書・テキスト

参考図書

歯科医師と理学療法士による
歯科で行う顎関節症の運動療法(医歯薬出版)

本セミナーの講師陣による共著です。セミナーの予習・復習として、また臨床現場でのガイドブックとしてご活用ください。

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講師

島田 淳(しまだ あつし)先生

歯科医師 / 医療法人社団グリーンデンタルクリニック理事長

略歴を表示 +
1987年: 日本大学歯学部卒業
1991年: 日本大学大学院歯学研究科(補綴学専攻)修了
1991年~1995年: 日本大学歯学部助手(補綴学教室局部床義歯学講座)
1995年~1999年: 日本大学助手(補綴学教室局部床義歯学講座)
1999年~2005年: 東京歯科大学講師(スポーツ歯学研究室)
  東京歯科大学水道橋病院 顎関節・咬み合わせ・歯ぎしり外来
2005年: 医療法人社団グリーンデンタルクリニック 理事長
  東京歯科大学非常勤講師(スポーツ歯学研究室)
2005年~2016年: 神奈川歯科大学非常勤講師(かみあわせリエゾン診療科)
2012年~2022年: 日本顎関節学会理事
2017年~2020年: 神奈川歯科大学臨床教授(包括的咬合機能回復外来)
2020年~2023年: 神奈川歯科大学特任教授(包括的咬合機能回復外来)
2022年: 日本顎関節学会常任理事
  特定非営利活動法人日本・アジア口腔保健支援機構(JAOS)副理事長
2025年~: 日本大学歯学部付属歯科病院 臨床教授
専門医・学会役職などを表示 +
・日本顎関節学会常任理事、歯科顎関節症専門医・指導医
・補綴歯科専門医(日本歯科専門医機構)
・日本補綴歯科学会指導医
・日本口腔顔面痛学会評議員、口腔顔面痛専門医・指導医
・日本歯科心身医学会代議員
・口腔理学療法研究会代表
著書・参考図書を表示 +

1. 歯科医師と理学療法士による歯科で行う顎関節症の運動療法

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2. 歯科衛生士のための顎関節症ガイドブック

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3. 歯医者に聞きたい顎関節症がわかる本

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4. 新編顎関節症 第3版

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5. 顎関節症スプリント療法ハンドブック

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6. 顎関節症セルフケア指導ハンドブック

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7. ある日突然やってくる困った患者さん あなたならどう診る

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8. ある日突然やってくる困った患者さん2 あなたにも治せる

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古泉貴章(こいずみたかあき)先生

理学療法士

略歴を表示 +
2008年 千葉医療福祉専門学校卒業
2008年 医療法人社団メディアクア加藤大介クリニック入職(~2024年)
2017年 文京学院大学大学院保健医療科学研究科修士号取得
2020年 顎関節リハビリ研究会 設立・代表
2022年 千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学
2024年 顎関節ケアラボ開設
理学療法士(保健医療科学修士)
顎関節症国際診断基準DC/TMD認定
メンタル・サポート医療人(千葉大学大学院医学研究院 認知行動生理学)
口腔機能支援士(日本小児口腔発達学会)

遠藤 優(えんどうまさる)先生

歯科医師・理学療法士

略歴を表示 +
1991年 都立医療技術短期大学大学(現:東京都立大学)理学療法学科卒業
1991年 昭和医科大学藤が丘リハビリテーション病院入職
1999年 東京理科大学工学部第二部経営工学科卒業
2004年 昭和医科大学歯学部卒業
2009年 西小岩歯科クリニック開業(東京都江戸川区)
文京学院大学非常勤講師(理学療法学科)
東京都立大学客員教授(人間健康科学研究科理学療法科学域)

参加対象

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

開催日

第4回 6月18日(木) 19:30~20:30

※アーカイブ配信あり(無期限)

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