【#2】訪問診療医が考える「歯科への要望、歯科に知ってほしいこと」/岐阜県多食種連携研究会シリーズ《Season1》

配信者 岐阜県多“食”種連携研究会

高齢者歯科・訪問歯科

 

医療連携

 

終了したセミナー

プログラム

訪問診療医が考える「歯科への要望、歯科に知ってほしいこと」


以下の4点を中心に話をしていきます。

① まず歯科の先生ができることを医科に伝えていただきたい。事前に歯科の考え方をシェアすること、現存するエビデンスをまとめて患者さんに説明できるように医師を教育する場を持つことが重要。連携する医師と話す時間を持てるように、歯科・医科がお互いに努力する必要がある。

② 歯科衛生士の定期訪問を積極的に実施していただきたい。そして口腔内がBefore/Afterでどれだけきれいになっているのかを写真付きでフィードバックしてもらえれば、よりありがたい。多職種連携の第一歩として、歯科衛生士になにができるのかを伝えていただくのは効果的。

③ 歯科医の先生には、歯だけではなく、「食べる」をすべて担当する人であってほしい。例えば義歯を作るということは、整形外科で言えば装具を作ることと同じ。その装具の使い方、それを使ったリハビリの仕方まで設計し、多職種に伝えて実践できるようにしていただきたい。管理栄養士や言語聴覚士に対して、専門的なアドバイスを共有していただけると助かる。

④ 歯科治療に入るときには積極的に予後や、全身状態との関係を医科に問うようにしていただきたい。予後や、家族や本人の期待感と、実際の治療成果に差が生まれないように十分なコミュニケーションを取ることが重要だと考える。

 

講師

【講師】市橋 亮一 先生

医療法人かがやき 理事長
総合在宅医療クリニック名駅 院長


【略歴】

1973年 愛知県出身。高校時代ラグビー部の活動で鎖骨骨折時に往診してもらったことをきっかけに医学部へ。名古屋大学医学部卒業、総合病院勤務後、2009年に岐阜県初の在宅医療専門「総合在宅医療クリニック」を開設。現在は岐阜・名古屋・美濃の3拠点に診療所を持つ他、2021年には医療的ケア児のための医療型短期入所「かがやきキャンプ」を開設。70名近いスタッフと共に累積4000人、つねに500人の在宅生活を支援している。


【著書】

「在宅医ココキン帖」(へるす出版)
「がん患者のケアマネジメント - 在宅ターミナルをささえる7つのフェーズと21の実践」 (中央法規出版)

参加対象

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

開催日・定員

2024年10月25日(金)19時30分~20時30分
※アーカイブ配信:2025年1月31日まで(Live配信翌日以降にメールにてご案内をいたします)

受講料

第1回単体:5,500円(プレミアム会員:無料)

全6回一括:19,800円(プレミアム会員:無料)

※職種問わず受講料は同料金となります。

※お客様都合によるキャンセル・返金はお受けできません。

お申し込み

#02 訪問診療医が考える「歯科への要望、歯科に知ってほしいこと」
5,500円(税込) ※プレミアム会員:無料
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19,800円(税込) ※プレミアム会員:無料
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