
プログラム
開業歯科医が知っておくべき口腔顔面痛
《全2部:160分》
- 歯に原因が見つからないにも関わらず、患者が歯痛を訴えつづけるケースがあります。
このような非歯原性歯痛は、一般臨床においても決して稀なことではなく、
歯科医師の先生方も一度は遭遇された経験があるのではないでしょうか。
しかし、非歯原性歯痛をはじめとした口腔顔面痛は、
従来の大学教育ではほとんど学ぶ機会がなかった領域であるため、
知識不足による不必要な抜歯や抜髄によって無用なトラブルを招いたり、
原因を解明できずに患者さんが重篤な症状に陥ったりするケースも少なくありません。
本セミナーでは、このような症状を訴える患者さんが来院したときに、
どのように対応するかを、痛みのケース別にフローチャートを呈示しながら、
日常臨床で活用できる診療ポイントを解説いたします。
こんな方におすすめ
☞原因不明の歯痛を訴えるケースに遭遇し困ったことがある
☞抜歯後や抜髄後に消失しない痛み、処置後の痺れなどの対処法を知りたい
☞誤った診断による医療トラブルを回避したい
第1部(58分37秒)
その歯痛、本当に歯が原因ですか?~最新知見と診断ポイント~
口腔顔面痛を理解するうえでの基本事項から最新知見をもとにした非歯原性歯痛(筋・筋膜性歯痛)の診断ポイントまで。
入門編となる約60分のWebセミナーです。
第2部(102分25秒)※Part別ショート講義
痛みのケース別にみる口腔顔面痛の対処法
非歯原性歯痛(神経血管性歯痛)や抜髄後の痛み、抜歯後の痛み、舌痛、処置後の痺れなど、日常臨床で遭遇しやすい、全6つの痛みをケース別に解説。
各パート約12~20分ほどのショート講義でまとめておりますので、
お好きなパートをご自由にご視聴いただけます。
Part-1 | 非歯原性歯痛(神経血管性歯痛) | 19分45秒 |
Part-2 | 抜髄後の痛み | 17分19秒 |
Part-3 | 抜歯後の痛み | 12分56秒 |
Part-4 | 顔面痛(顎、顎関節) | 15分25秒 |
Part-5 | 口腔顔面痛の薬物療法と舌痛 | 20分08秒 |
Part-6 | 歯科処置後の痺れと痛み | 16分42秒 |


講師
福田 謙一 先生
東京歯科大学 口腔健康科学講座 障害者歯科・口腔顔面痛研究室 教授
東京歯科大学水道橋病院スペシャルニーズ歯科・ペインクリニック科 科長
歯科医師
日本歯科麻酔学会認定医・専門医
日本口腔顔面痛学会指導医
日本障害者歯科学会認定医
参加対象
歯科医師、歯科衛生士
受講料
8,000円(消費税込)
※第1部と第2部を含めた160分セミナーの受講料です。
お申し込み
※オンデマンド配信のため、いつでもお気軽にセミナーをご視聴いただけます。
おすすめ記事
『開業歯科医が知っておくべき口腔顔面痛~非歯原性歯痛に対し、安心・安全な歯科診療を提供するために~』
1.非歯原性歯痛は、歯痛全体の2.1~9%を占めると推定
2.原因を特定できないまま、不要な抜髄や抜歯を行い、トラブルを招くケースも
3.非歯原性歯痛(筋・筋膜性歯痛)の診断ポイント
4.顎の痛みや舌痛など、近年問題視される口腔顔面痛
~記事を読む~
お問い合わせ
お問い合わせ先:IOCiL運営事務局
E-mail:support@iocil.jp TEL:03-6891-7110