【特別企画】災害被災時に歯科としてすべきことは?

配信者 中久木康一・長谷剛志

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災害被災時に歯科としてすべきことは?
~能登半島地震から1年、阪神・淡路大震災から30年~

 

【講演概要】
 2025年1月で、令和6年能登半島地震から1年となります。また、1995年の阪神・淡路大震災からは30年となります。
 30年の間に、社会は大きく変わってきました。医療自体も大きく進歩しましたが、主に体のメカニズムへのアプローチとしては大きく変わらないかもしれません。一方で、地域保健や災害支援においては体制自体が何度も改定され、被災地域住民 への健康支援アプローチの方法は大きく変化してきています。
 災害に被災したとき、歯科がすべきことはどのようなことなのでしょうか?地域医療を担う一端として、また、災害時の健康支援という枠組みの中で、どう考えればいいのでしょうか?それぞれの災害の種類や規模、そして被災する地域の環境によって、異なることもあるでしょう。
 能登半島地震における経験も踏まえ、また、事前申込の皆様からいただくご経験やご質問、ご意見も含めて、いまいちど考えてみたいと思います。ぜひご視聴ください。

【プログラム】
<前半>対談(1時間13分)
1.被災後に大変だったこと
2.その中でもよかったこと、できたこと
3.うまくいかなかったこと、やっておけばよかったんじゃないかと思うこと
4.これからに向かって考えていること

<後半>アンケートを踏まえた意見交換(1時間11分)
◎質問:歯科診療所がなかなか再開しない時/病院に避難して来る住民への対応/能登半島における災害への事前対策/中長期的な支援/訪問診療中の対応/平時からの災害時の口腔ケアの意識向上
◎提案:保健師・看護師との有機的な連携/高齢者向けリーフレット
◎現状:「食べる」支援の連携/想定されていない地域の緊迫感/目の前の困っている人を見逃さずに助ける
◎経験:歯科救護所・巡回診療/災害時の口腔ケアの普及/歯科健康教育の中での災害時の口腔ケアの工夫の紹介

 

稲山 未来 先生講師

中久木 康一 先生

東北大学 大学院 歯学研究科 災害・環境医学研究センター 特任講師

 

【略歴】
1998年3月  東京医科歯科大学(現:東京科学大学)歯学部 卒業
2001年3月  スリランカ・ペラデニア大学歯学部口腔病理学 留学(9月まで)
2002年3月  東京医科歯科大学(現:東京科学大学)歯学部大学院歯学研究科 修了
2002年7月  東京医科歯科大学(現:東京科学大学)歯学部附属病院 医員
2003年4月  静岡市立静岡病院口腔外科 専攻研修医
2004年4月  北里大学病院形成外科 非常勤医師(週4日)
2006年4月  東京医科歯科大学(現:東京科学大学)歯学部附属病院 医員
2009年4月  東京医科歯科大学(現:東京科学大学)大学院 医歯学総合研究科 顎顔面外科学分野 助教
2021年4月~  東京医科歯科大学(現:東京科学大学)大学院 医歯学総合研究科 救急災害医学分野 非常勤講師
2024年3月~  東北大学 大学院 歯学研究科 国際連携推進部門 世界展開力強化事業推進室 特任講師
2024年11月~  現職


長谷 剛志 先生

公立能登総合病院 歯科口腔外科 部長
金沢大学大学院医薬保健学総合研究科外科系医学領域 顎顔面口腔外科学分野 非常勤講師

 

【略歴】
2001年:北海道医療大学 歯学部 卒業
2006年:金沢大学大学院 医学系研究科 修了(医学博士)
2009年:公立能登総合病院 歯科口腔外科 医長
2015年:同 部長

【その他役職】
◎金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 外科系医学領域顎顔面口腔外科学分野 非常勤講師
◎「食力の会」代表
◎市立輪島病院 歯科口腔外科 非常勤医師
◎石川県立田鶴浜高校 衛生看護科 非常勤講師

【資格】
◎日本口腔外科学会 専門医
◎日本口腔科学会 専門医・指導医
◎日本老年歯科医学会 専門医・指導医
◎日本老年歯科医学会 摂食機能療法専門歯科医師


参加対象

◎歯科医師、歯科衛生士、歯科助手をはじめとした歯科医療関係者
◎その他の医療・介護職

配信期間

2025年1月15日(水)16時~5月13日(火)16時

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