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口腔機能低下症の診断と管理のポイント ~高齢期の口腔機能管理と食支援のために~

配信者 古屋純一

咬合・機能

 

高齢者歯科・訪問歯科

プログラム

高齢期の口腔機能管理と食支援のために
『口腔機能低下症の診断と管理のポイント』
~始めようオーラルフレイル予防!~


オーラルフレイルを予防し、高齢者のQOLを支えることが、これからの歯科医院に求められていきます。演者は高齢者歯科を専門として、外来診療に加えて訪問診療を行っていますが、主訴の多くはどちらも食に関することです。高齢期の外来診療と訪問診療はひと続きであり、外来に通える元気なうちに口腔機能をできるだけ貯金しておき、訪問が必要になったらその貯金を上手に引き出すことが重要です。口腔機能低下症の診断と管理は、この2つのストラテジーを支える重要な役割を担っています。この講演では、高齢期の口腔機能管理と食支援ができる歯科医院としてオーラルフレイル予防を明日から始められるように、口腔機能低下症の診断を効率的に行うポイント、口腔機能管理を効果的に行うポイントについて、歯科医師と歯科衛生士を対象に解説します。

 

講師

古屋 純一 先生

昭和大学歯学部 口腔健康管理学講座 口腔機能管理学部門 主任教授


【略歴】

1996年:東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
2000年:東京医科歯科大学大学院歯学研究科高齢者歯科学修了(歯学博士)
2005年:岩手医科大学歯学部歯科補綴学第一講座
2010年:岩手医科大学歯学部歯科補綴学講座有床義歯補綴学分野
2013年:ハーバード大学歯学部留学
2014年:岩手医科大学歯学部補綴・インプラント学講座
2015年:東京医科歯科大学大学院地域・福祉口腔機能管理学分野
2020年:昭和大学歯学部高齢者歯科学講座
2023年:昭和大学歯学部口腔健康管理学講座口腔機能管理学部門


1996年東京医科歯科大学歯学部卒業。同大学院高齢者歯科学修了後、岩手医科大学歯学部、ハーバード大学歯学部留学、東京医科歯科大学を経て、2020年より昭和大学歯学部高齢者歯科学講座。2023年に高齢者歯科学から口腔機能管理学に名称変更とともに主任教授に着任。義歯と嚥下を専門に、「変わらないことを大切に、変わり続ける臨床家集団」を目指して、日々、高齢者のオーラルフレイルや口腔機能低下症、摂食嚥下障害に、義歯を含めた統合的立場で向き合っている。「元気なうちによい入れ歯」と「年をとってもおいしく食べる」の2つのストラテジーをかかげ、外来だけでなく病院歯科や訪問診療で、多職種連携・協働による高齢期の口腔機能管理と食支援に注力している。


【受賞】

昭和大学上條奨学賞(研究部門)
東京医科歯科大学医療チーム功労賞
第21回日本咀嚼学会学術大会優秀口演賞
第116回日本補綴歯科学会学術大会課題口演コンペティション優秀賞


【理事・評議員】

日本老年歯科医学会 理事(学術委員長)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 評議員(編集委員会委員、用語検討委員会委員)
日本臨床栄養代謝学会 代議員
日本補綴歯科学会 代議員(学会連携委員会)


【認定医・専門医】

日本老年歯科医学会 認定医・専門医・指導医
日本老年歯科医学会 摂食機能療法専門歯科医師
日本補綴歯科学会 専門医・指導医
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士


【著書】

鈴木哲也のよい義歯だめな義歯2(共著),コンプリートデンチャー〜ランクアップのための知恵と技〜(共著),歯科が知っておきたいNST〜栄養と食生活指導のエッセンス〜(編著),かかりつけ歯科医のための口腔機能低下症入門(共著),高齢者の状態に合わせた義歯・補綴治療(共著),訪問診療での歯科臨床(共著),ほか

参加対象

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

開催日・定員

2025年1月30日(木)19時30分~21時
※アーカイブ配信あり

受講料

8,800円(税込)★プレミアム会員:無料

お申し込み

※職種問わず受講料は同料金となります。

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