• TOP
  • 田口明
  • パノラマエックス線画像による骨粗鬆症スクリーニング
パートナー

パノラマエックス線画像による骨粗鬆症スクリーニング

配信者 田口明

歯科>学術・スキルアップ>診断・スクリーニング

 

プログラム

パノラマエックス線画像による骨粗鬆症スクリーニング


【講演概要】
日本での骨粗鬆症患者数は約1,590万人と推定されており、骨折患者は年々増加しているが、現状では400万人ほどの患者しか治療はなされてはいない。
椎体骨折患者では症状があると思われがちだが、椎体骨折患者の約三分の二は無症状であり、病院を受診しない。ただし1回骨折が起これば、次の骨折が起こるリスクは高くなる。骨折後の患者の5年生存率は多くの悪性腫瘍のそれよりも悪く、また骨折後のリハビリ等、骨折関連医療費は2兆円を超えるとも試算されている。
歯科では年間1,500万枚(65歳以上は500万枚)のパノラマエックス線写真が撮影されているが、本講演ではパノラマエックス線写真によりどのように無症状の骨折前の患者を見つけ出すかについて概説する。

講師

田口 明 先生

松本歯科大学歯学部歯科放射線学講座 主任教授
同大学院歯学独立研究科硬組織疾患制御再建学講座 教授
松本歯科大学病院放射線科 科長
香港大学歯学部 名誉教授


【学位】

博士(歯学)、PGC(Clinical Epidemiology)


【略歴】

1988年3月25日:広島大学歯学部卒業
1992年3月25日:広島大学大学院歯学研究科博士課程修了
1992年4月1日:広島大学歯学部助手(歯科放射線学講座)
1995年4月1日:広島大学病院講師(歯科放射線科)(2006年まで)
1996年10月1日:ワシントン大学口腔内科学講座客員教授(1997年まで)
2005年4月1日:神奈川歯科大学顎顔面診断学講座客員教授(2008 年まで)
2006年10月16日:広島大学病院診療准教授(歯科放射線科)
2007年8月10日:ワシントン大学SICDRM(臨床疫学課程)修了
2008年6月1日:松本歯科大学歯学部歯科放射線学講座教授(現在に至る)
2008年7月23日:オックスフォード大学Evidence Based Diagnostic 修了
2009年4月1日:新潟大学大学院医歯学研究科非常勤講師(2014 年まで)
2011年4月1日:広島大学原爆放射線医科学研究所非常勤研究員(現在に至る)
2013年4月1日:東京大学医科学研究所非常勤講師(2017年まで)
2017年3月1日:香港大学歯学部名誉教授(現在に至る)
2017年4月10日:広島大学歯学部非常勤講師(現在に至る)
2021年9月1日:信州大学附属病院循環器内科 独立安全性データモニタリング委員会委員長(2026 年まで)


【所属学会】

日本骨粗鬆症学会(監事、評議員、国際委員会委員長、和文誌編集委員会委員、 A-TOP実行委員会委員、キャリアアップ委員会担当役員)
日本歯科放射線学会(理事、代議員、利益相反委員会委員長、保険委員会委員長、教育委員会委員、学術委員会委員)
日本脆弱性骨折ネットワーク(評議員、学術委員会委員)
日本画像医学会(評議員)
日本歯周病学会(評議員)
日本骨代謝学会(評議員、2010~2021年顎骨壊死検討委員会委員)
日本口腔外科学会(2021年~顎骨壊死検討委員会委員)
アジア骨粗鬆症学会連盟(2015年~日本代表評議員)
国際顎骨壊死タスクフォース(2012年~日本代表)
米国骨代謝学会
国際歯科研究学会
日本口腔科学会
日本医学放射線学会
死亡時画像診断学会
日本口腔インプラント学会


【賞 罰】

第7回広島大学歯学部同窓会奨励賞・臨床系
日本歯科放射線学会賞優秀論文賞
第18回婦人科骨粗鬆症研究会奨励賞
第11回日本骨粗鬆症学会研究奨励賞
公益財団法人りそな中小企業振興財団 産学官連携特別賞
平成29年度日本骨代謝学会学術賞
平成30年アジア歯顎顔面放射線学会最優秀論文賞
令和5年度骨粗鬆症財団研究助成
AFOS Journal Award of Reviewer 2023

参加対象

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

開催日

アーカイブ配信中(無期限) 

受講料

無料

 

お申し込み

※本セミナーは、メディア株式会社との共催セミナーです。


おすすめセミナー

お問い合わせ

お問い合わせ先:IOCiL運営事務局
E-mail:support@iocil.jp TEL:03-6891-7110