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【全4回】嚥下機能は耳で診る!誤嚥・窒息の危機対応&聴診スキル実践講座

配信者 井上登太

高齢者歯科・訪問歯科

 

その他

プログラム

嚥下機能は耳で診る!
誤嚥・窒息の危機対応&聴診スキル 実践講座


【講演概要】
誤嚥というと「食べる力が弱る機能異常で、食事を摂ると肺に入り、肺炎を起こす。誤嚥が重度になると窒息する」と簡単に考えてはいませんか?
誤嚥窒息というと「突発的な異常事態」と考えてはいませんか?

私は呼吸器内科医として、誤嚥・窒息後、気管支内視鏡にて気管内誤嚥物を取り除いた症例を多数経験しました。誤嚥には様々な身体的機能、精神的活動性、環境が関与し、窒息のうちの多くは嚥下機能の低下が軽度の段階でもたらされます。誤嚥窒息は実際には長い経過で見ていくと、一連の身体的、環境的変化の中で起こるべくしてもたらされたものも多く見られます。多くの方々(私の看取った方の74.2%)が人生の中で嚥下障害を経験し、誤嚥・窒息のリスクを持ちます。
多量誤嚥症例を誤嚥性肺炎に移行しないためにも、本セミナーでは誤嚥・窒息に関わる因子、人体の構造や病態、さらには複数の対処方法を紹介いたします。

そして、その「最も迅速かつ、確実な評価方法」として、聴診法をご案内します。
聴診器をひとたび装着すれば、全く違う感覚が生まれます。見た目では気づきにくい、息遣いの変化や、気道内の遺物の移動音が、手に取るように感じられます。色々な機器が臨床で使用されていますが、聴診器ほど活躍しているものは少ないのではないでしょうか。それほど頼りになる存在です。
多くの方々が簡便に聴診器を使え、判定して、臨床のヒントを考えることを目的とした簡易聴診法と、誤嚥の判定をする頸部胸部聴診法を、実践的にお伝えします。


【プログラム】 
Day.1:5/21(水)19時30分~
①誤嚥、窒息時の対処法の必要性
②誤嚥と窒息を理解するポイント
③多量誤嚥・窒息の病態の理解

Day.2:6/18(水)19時30分~
①呼吸器、聴診器を知ろう!
②聴診器の使用について
③胸部聴診法
④頚部胸部聴診法

Day.3:7/16(水)19時30分~
①胸部へのアプローチの基本
②病態別肺音
③聴診に基づく対処方法の実際

Day.4:8/20(水)19時30分~
①誤嚥・窒息時の対処法
②シミュレーション
③実地での必要物品例と使用方法

【特にオススメの方】
☞誤嚥・窒息に関しての正しい知識を身に着けたい
☞誤嚥の判定のための頸部胸部聴診法を学びたい
☞誤嚥・窒息時の対応方法を学びたい

講師

井上 登太 先生

みえ呼吸嚥下リハビリクリニック 院長


【略歴】
1995年3月 自治医科大学医学部 卒業
2008年9月 NPOグリーンタウン呼吸嚥下研究グループ 理事長 現職
2009年2月 株式会社グリーンタウン呼吸嚥下ケアプランニング 代表取締役 現職
2010年9月 みえ呼吸嚥下リハビリクリニック 院長
2014年7月 在宅支援有床診療所 みえ呼吸嚥下リハビリクリニック 院長 現職


【認定資格】
日本プライマリーケア学会 指導医
介護支援専門員
2級福祉住環境コーディネーター

 

参加対象

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

開催日

【全4回】

2025年5月21日(水)19時30分~21時

2025年6月18日(水)19時30分~21時

2025年7月16日(水)19時30分~21時

2025年8月20日(水)19時30分~21時

※各回アーカイブ配信あり(10月20日(月)16時まで)

受講料

【全4回一括】24,640円(税込)(プレミアム会員:無料)

※職種問わず受講料は同料金となります。

お申し込み

※お客様都合によるキャンセル・返金はお受けできません。


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