《多職種連携の実際を知ろう》Season5 #10 地域とつながる多職種連携〜永源寺の地域まるごとケア〜

配信者 多職種連携の実際を知ろう

高齢者歯科・訪問歯科

 

医療連携

プログラム

【Live】《多職種連携の実際を知ろう》Season5
#10 地域とつながる多職種連携〜永源寺の地域まるごとケア〜

 

 医学の歴史を振り返ると、「健康」に影響する要因が感染症や周産期管理が中心であった時代、抗生物質やワクチンをはじめとする医療の介入や公衆衛生活動が大きな役割を果たした。
 その後、高血圧や糖尿病といった慢性疾患の管理が重要視されるようになり、医療は投薬以外にも食事、運動、禁煙などの生活習慣指導も担うようになった。そして、超高齢社会を迎え、かつては医療の対象ではなかった障がいや依存症、老い、あるいは認知症といった「状態」においても幅広く対応することを求められつつある。
 しかし、医療が全ての課題に対応することにより救われる人々がいる一方で、背景にあることがらが見えにくくなり、患者自身が問題に対処する力や自信が失われていく「医療化」と言われる状態があることも事実である。
「人は一人では生きることができない」と言われるが、これは単に社会通念上の戒めではなく、実際に社会と繋がっていないと死亡リスクが高まることが報告されている。
 そこで重要となるのがコミュニティの力である。医療・介護の専門職だけではなく、地域のさまざまな人々が関わることにより、本人・家族の生きる力が育っていく現場をしばしば経験する。つまり、医療・介護の専門職が行う疾病中心としたケアとコミュニティの中に存在する互いに支え合うインフォーマルなケアをつなげることで、医療化に突き進むことを防いでいるのである。
 そして、前述したように超高齢社会の中で医療だけでは解決できないさまざまな対応を求められることが多くなる中、その中心にあるのはやはり本人の言葉であることは間違いない。
“Nothing about us without us“(私たち抜きで私たちのことを決めないで)当事者からの声は、これからの「健康」や「その人らしい人生」を考える上でのキーワードになるはずである。
 新しい時代の地域包括ケア(まるごとケア)のあり方を考えていきたい。

講師

【座長】五島 朋幸 先生

ふれあい歯科ごとう
新宿食支援研究会 代表
歯科医師


【略歴】

日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科 臨床准教授
日本歯科大学東京短期大学歯科衛生士科 講師
東京医科歯科大学非常勤 講師
慶応義塾大学非常勤 講師


花戸 貴司 先生

東近江市永源寺診療所 所長


【略歴】
1970年 滋賀県長浜市生まれ
1995年 自治医科大学医学部卒業
1997年 湖北総合病院小児科
2000年 永源寺町国保診療所(現・東近江市永源寺診療所)所長

日本小児科学会認定専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医
滋賀医大非常勤講師
三方よし研究会 実行委員長
医学博士
東近江医師会副会長

著書:「ご飯が食べられなくなったらどうしますか 〜永源寺の地域まるごとケア〜」 農山漁村文化協会 文:花戸貴司、写真:國森康弘
「最期も笑顔で」 朝日新聞出版

参加対象

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

開催日・定員

2022年11月16日(水)19時30分~20時15分

※講演後にオンライン懇親会も実施予定です(任意参加)

※アーカイブ配信の予定はございません

受講料

1,100円(消費税込)

※職種問わず受講料は同料金となります。
※お客様都合によるキャンセル・返金はお受けできません。

お申し込み

※ZoomによるLive配信を予定

※アーカイブ配信の予定はございません

全10回一括申込み



    

他のおすすめ
セミナー



    

お問い合わせ

お問い合わせ先:IOCiL運営事務局
E-mail:support@iocil.jp TEL:03-6891-7110