これからのお口の健康づくり
ライフステージ別の口腔機能管理

【講演概要】
近年、歯科では器質的疾患から機能的疾患重視への医療の流れの変遷により、口腔機能低下症や口腔機能発達不全など、ライフステージに応じた口腔機能管理の重要性が増してきています。
しかしながら、歯科医療の現場ではその理解が十分に浸透したとは言えないのが実状ではないでしょうか。
その原因は、機能的疾患の本態がよく知られていないことにあると思います。
演者は、お口の健康づくりを専らとする歯科衛生士ですが、幸いなことに演者が活動するスポーツ現場には機能の根源をなす筋肉の専門家の方が多くおられ、それらの方々から色々な知識を学びました。
今回は、それらの中から特に皆様のお役に立ちそうな知識をご紹介したいと思います。

【こんな方におすすめ】
☞ライフステージ別の心身特性や機能的疾患について学びたい
☞運動器からアプローチする口腔機能管理の理解を深めたい
☞ガムの運動療法活用、TCH、非歯原性歯痛を学びたい

【講演プログラム】
1.お口の健康づくりと口腔機能管理
2.器質的疾患と機能的疾患の違い
3.運動器からアプローチする口腔機能管理
4.運動器を理解するために“筋肉の仕組みと働き”
5.ライフステージ別運動器の機能と管理の特色
6.若年期の口腔機能管理（若年者の心身特性や口腔習癖の改善など）のポイント
 １）口の開け方には前歯から開ける方法と臼歯から開ける方法の二法がある
 ２）ガムの運動療法への活用　
7.成人期の口腔機能管理（成人の心身特性や生活習慣の改善など）のポイント
 １）シッカリ噛むことイコール力を入れて噛むことではない
 ２）顎関節症で、すぐに咬合調整をしてはいけないのはどうして？
 ３）演者のTCHの是正方法　①姿勢➁呼吸③意識が大切
 ４）知っていますか非歯原性歯痛

8.高齢期の口腔機能管理（高齢者の心身特性やトラブル時の対応など）のポイント 

 １）義歯は噛むためだけのものではない
 ２）舌は鍛えるのが難しい；「あいうべ」体操パワーアップバージョン
9.これからの時代に向けての歯磨き概念の転換：‟口腔健康歯磨き“のご紹介

歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療・介護専門職及び従事者

2023年4月25日（火）19時30分～21時30分

アーカイブ配信あり（期間：4月27日(木)9時～5月1日(月)16時まで）

歯科医師：7,700円(税込)

歯科衛生士、スタッフ、その他：3,300円(税込)

※お客様都合によるキャンセル・返金はお受けできません。

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