【第1回】パーキンソン病の概要と嚥下障害の特徴
【Live】※アーカイブ配信あり
7,700(税込)
0(税込)
講師:藤岡万里先生(昭和大学歯学部兼任講師(小児成育歯科学講座)、医療法人緑生会 あびこクリニック歯科)
妊娠により分泌が増える女性ホルモンは、口腔健康に影響を及ぼすことからも、妊婦にはより口腔の健康を意識してもらうことが重要です。しかし、妊婦自身だけではなく、我々歯科医療従事者がそれぞれの妊婦に対して指導や支援、そして必要ならば歯科処置をすることは必要だと思います。心身面も生活背景などもそれぞれに異なる妊婦に応じた口腔衛生指導を行い、口腔健康の維持が(ある程度でも)できるようにすることで、妊娠期だけでなく出産後の忙しい育児のなかで、‘子どもへのむし歯菌、歯周病菌の伝播’予防にもつながるでしょう。本セミナーでは、妊婦の口腔健康を守るために必要な診療上の注意点や配慮すべき点、口腔衛生指導のポイント、そしてご家族、子どもへと繋げていく「かかりつけ歯科医」としての役割などをお伝えします。このように継続して切れ目のない歯科からの支援を行い、安心してもらえる歯科医院を協力しあってつくりましょう。
妊婦は、新しい命を宿すことで改めて「自分・家族、赤ちゃんの健康」について見直すことでしょう。つわりなどで気分がすぐれない、嗜好も変わるなどで、理想的な食生活、栄養摂取は正直難しい場合もあります。しかし、妊婦が摂取した食事(栄養)は、胎児の身体、歯をつくる過程に大きく関与します。また出産後の頻回な授乳により骨密度の低下が起こり一過性ではありますが出産後の女性は骨量が低下します。その後の栄養摂取のバランスが崩れてしまったままでは、メンタル面や骨粗しょう症にも大いに影響します。このような妊婦さんの栄養摂取指導において、実は歯科からのアドバイスも大切ということをご存知でしょうか。本セミナーでは、歯科からの‘受け入れやすい栄養指導’についてお話しいたします。「口腔健康につながるアドバイス」を通じて、親子の心身の健康をサポートできる歯科医院を目指していきましょう。
講師:井上美津子先生(昭和大学歯学部 小児成育歯科学講座 客員教授)
出産後は、母子(親子)への支援が始まります。従来は、乳児期に歯科が関わる機会は少なかったのですが、妊娠期から通っていた妊婦でしたら、出産後も早期から母親の口腔健康支援ばかりでなく、子どもの歯や口に関する相談に乗ることもできます。とくに最近では、低年齢児からかかりつけ歯科医を持つことが推奨されています。離乳食が始まり、初めての乳歯が生えてくる時期になると、保護者の歯や口に対する関心が一気に高まります。乳幼児期の歯・口の発育と口腔機能の発達についてみていきながら、発育・発達を促すために必要な支援や、そこで生じやすい問題への対応などを解説します。また、子どもに受け入れやすい歯みがき習慣をつくるためには、どのような手順で口腔ケアを進めていけばよいかなど、この時期の保護者から相談を受けやすい子どもの歯や口に関する困りごとなどについての対処法などもお伝えしたいと思います。
幼児期には、子どもの心身の発育・発達が著しく、乳臼歯も萌出して咀嚼機能が発達、獲得されます。歯みがきも仕上げみがきばかりでなく、子ども自身のブクブクうがいやブラッシングの練習・習慣化を支援していくことが大切です。かかりつけ歯科医を持つ子どもも増えてきます。子どもの発育段階に合わせた歯科健診や保健指導のポイントをお伝えします。この時期には、子どもの食べ方や発音、指しゃぶりなどの口腔習癖に困りごとを抱える保護者も少なくありません。保護者とともに適切な対処法を相談し、管理・指導していくことが大切です。さらに、う蝕予防のためのアプローチ(フッ化物の応用も含めて)や、初期う蝕の発見・対処などについても解説いたします。
【Live対談あり!】
Part②の講演終了後、井上美津子先生と藤岡万里先生の対談を開催!
昭和大学 歯学部 小児成育歯科学講座 客員教授
【略歴】
1974年:東京医科歯科大学 歯学部 卒業
東京医科歯科大学 歯学部小児歯科学教室 入局
1977年:昭和大学 歯学部小児歯科学教室 助手
1983年:昭和大学 歯学部小児歯科学教室 専任講師
1994年:昭和大学 歯学部小児歯科学教室 助教授
2006年:昭和大学 歯学部小児成育歯科学講座 教授
2015年:昭和大学 歯学部小児成育歯科学講座 客員教授
【主な研究テーマ】
小児および母子の口腔保健、小児の口腔習癖、心身障害児の口腔管理、 妊産婦の口腔保健、小児期の口腔機能の発達
【公的役職(過去を含む)】
日本小児歯科学会 名誉会員
日本小児歯科学会関東地方会 顧問
日本障害者歯科学会 評議員
日本咀嚼学会 監事
日本小児口腔外科学会 名誉会員
内閣府「食育推進会議」委員
厚生労働省「歯科保健と食育の在り方に関する検討会」委員
厚生労働省「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会」委員
東京都小児保健協会 監事
東京都女性歯科医師の会 理事
昭和大学 歯学部 兼任講師(小児成育歯科学講座)
医療法人緑生会あびこクリニック歯科
【略歴】
1987年:昭和大学歯学部卒業 同大学歯学部小児歯科入局
1992年:昭和大学歯学部助手(小児歯科学)
1993年:昭和大学歯学部非常勤助手(小児歯科学)
東京都立小児療育病院および開業医勤務
1997年:東京都非常勤医員および開業医勤務
2001年~:東京都非常勤医員および医療法人緑生会あびこクリニック開院スタッフ
2007年~:昭和大学歯学部兼任講師(小児成育歯科学講座)
昭和大学附属横浜市北部病院歯科・歯科口腔外科(非常勤講師、マタニティ歯科・赤ちゃん歯科学級担当)
昭和大学附属江東豊洲病院歯科・歯科口腔外科(マタニティ歯科・赤ちゃん歯科学級担当)
【主な研究テーマ】
妊産婦、乳幼児の口腔保健、歯科的対応、多職種連携
【公的役職】
公益社団法人 日本小児歯科学会 理事
公益社団法人日本小児歯科学会 関東地方会 幹事長
東京都女性歯科医師の会 副会長
歯科医師・歯科衛生士をはじめとした医療従事者の方
2023年11月30日(木)16時までいつでも視聴可能
※すでにお申込み済みの方は「申込履歴」ページよりご視聴いただけます
全2部(一括申し込み) |
9,900円(税込) ※プレミアム会員:無料 |
全2部を一括で申し込む |
第1部のみの申し込み |
5,500円(税込) ※プレミアム会員:無料 |
第1部のみを申し込む |
第2部のみの申し込み |
5,500円(税込) ※プレミアム会員:無料 |
第2部のみを申し込む |
【Live】※アーカイブ配信あり
7,700(税込)
0(税込)
【実習形式セミナー】日本歯科衛生士会 認定更新生涯研修 単位対象
16,500(税込)
16,500(税込)
お問い合わせ先:IOCiL運営事務局
E-mail:support@iocil.jp TEL:03-6891-7110